2017年9月24日日曜日

昇段審査を受ける

 先週の連休は、定例の合宿を朝倉市にて執り行い、参加させていただきました。
 今回は初段の允可をいただくための昇段審査を受験するという大きな目的がありました。
受験が決まったときから、日々の練習にも一層力を入れて努力をしてきました。
サラリーマンゆえの時間の問題には大いに悩まされましたが、套路を打ったり、兵器を振り回すだけが練習じゃない、地道だけど、お風呂のついでのストレッチとか、歯磨きしながらの圧腿とか、座っているときは猫背に気をつけるとか、生活の隙間に詰め込める”出来ること”は大抵詰め込んだつもりです。
 結果は、審査をしていただいた先生に大いにお目こぼしを頂いたお陰で、段位を頂くことはできました。が、拳士としての課題は依然としててんこ盛り、いや、なまじ段を頂いたばかりに、更に多く、切実になった感があります。

 いろんな思いが錯綜した、今回の合宿です。まずは、素直に昇段を喜んで、課題はひとつひとつ謙虚に、地道に追求したいと思います。
ご指導いただいた指導員の方々、昇段審査のお声を掛けてくださった先生方には、感謝しても感謝しきれません。ありがとうございます。

(補)
合宿が終わり、なんだかんだでやっぱり実力不足だから昇段は保留ということになった。
年明け(2月)に追試を受けて、それで合否を出すという事になった。
もちろん練習して臨んだのだが、試験は中断され、そもそも基本ができていないから表演しているソレは螳螂拳っぽい別のなにかであり、審査に値しない。架式が1分できないのに螳螂拳はできない、追試は中止という結論を頂いた。
そういう事は早く言ってくれと思いかけたが、気持ちのなにかが崩れた感じでもういいや、という気分になり、オレがいて螳螂拳があるのか、螳螂拳のためにオレがあるのか分からなくなったのでしばらく離れる事にした。
2、3ヶ月全く練習に出ず、家でも一切自主練はしなかった。ただ腹は立っていたので架式の各1分は欠かさずやった。
今でも套路は家ではやらない。今まで3回だの5回だの通して、それなりに身についたなと思ったことを全否定されたことを考えると、やる気にならない。
久しぶりに教室に顔を出すと、保留預かりとなっていた認可状を追試なしに手渡された。これにどれほどの価値があるのだろう。

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