2015年9月21日月曜日

自主トレにて

先週が特別練習で組手主体、今週がシルバーウィークで練習がお休みということで、最近套路を通していない。

先日、仕事帰りに体育館に行き、套路を数こなしてきた。
実感として、まだまだ僕は数をこなす時期だ。動きの流れを体に刻み込ませる、染み込ませないといけないと感じた。
今の時期に、先輩と同じスピードで動くとか欲を出さない。
体が動きを覚えていないから、動く筋肉と制動する筋肉の両方に力みが出てしまい、硬くて遅い動作になっているみたいだ。しかもすぐバテる。
それと、普段考えている、五体のつながりを感じる、とか、重力を味方にするなんて理屈がポンと飛んでしない、検証ができない。

昨日は、それこそ盆踊りですか?くらいの遅いリズムからいつものリズムまでいろいろ試して動いてみた。気づくことが多く、良い勉強になったと思う。

自主トレで気をつけたいのは、やったことで満足してしまうことだ。体育館で2時間過ごすことが目的ではない。なにかを得たいし、得るためのきっかけを掴みたい。
そのためには、練習のテーマ、目標があると良い。
今の僕のテーマは、武術の動きを身につけること。本当に効く突き蹴りやブレない重心、力の出し方を手に入れたい。

最近、久しぶりに無門会空手の動画を見た。


顔面あり、金的ありのフルコン空手団体の組手。
この緊張感、たまらない。試合後の選手の顔も素晴らしい。
駆け引きなしの鋭さがある。武術をやる上で、到達すべき高みだと感じる。
キックボクシングの真似事よりも、こういうのをやりたい。

さて、練習だが、いつも通りシュッシュ、門派の体操、八大式、基本六路を行う。それから套路に入るのだが、基本から套路の間に技術的な距離を感じる。基本が套路に活かしきれていない。套路を分解して技を取り出し、その技だけ繰り返し練習するとか必要かも。

最近思うのだが、シュッシュ〜基本六路等の基本練習こそが大切で、もっとこちらを時間を掛けて練習した方が良いのでは?
でも、例えば突きは突きを打つ練習をしないと決して上手くはならない。
高級すぎてなにやっているのか分からない套路の動きでも、分からないなりに動いていないといつまでたっても出来るようにはならないのだろうな。だからやらないといけない。

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