2013年4月10日水曜日

今日も走る!

天気は良いのだが、風が強く体感温度も低かった。
そんな中で、いつもの西入部の田んぼの中を室見川沿いに走ってきました。
住宅街はさすがに靴を履いて走りました。風に煽られたり、寒かったりで気持ちがあんまり集中出来ず、体との対話が上手く出来なかった気がします。
折り返し地点少し手前で靴を脱ぐ。アスファルトの上はやっぱり痛い。
裸足だと疲れない。足の裏が痛いからペースがグッと落ちるっていう理由もありますが、ソフトランディングがスタミナの浪費をかなり抑えてくれているような気がする。
なんでもやってみるもんだな。

2013年4月7日日曜日

走る!

昨年末に購入した書籍『Born to Run』、を改めて読み直している。
初めて読んだときは、話があっちこっちに広がり過ぎていて、しかもアチラ流の凝った言い回しがなかなかピンと来なくて、ちょっと読みにくかったんですけど、さすがに3回くらい読むとすっと頭に入って来る。で、超絶に面白い。
スポーツ誌の記者である著者が、ランニング中に足を痛め、
「どうして私の足は走ると痛むのか」
と洞察を始める。医者は「そもそもランニングは足に悪いものです」と診断をし、アシスト性の高い高機能シューズを履くように勧める。
しかしサンダル履きで山野を駆け回る、”走る民族”タラウマラ族を知り、走る事の本質を追究する事になる。・・・そいう筋立てがメイン。
そこに、メキシココッパーキャニオンで出会ったアメリカ人カバーヨ・ブランコ氏とともにウルトラマラソンを企画し、成功させる話や、人間と動物の走り方の違いを解剖学の視点からの解説が入り、我々の祖先がどのようにして足の速い草食動物を走って追いつめていたかの文化人類学的なお話が絡み合い、一冊の本となっている。
とても多くの示唆を、この本から得ることが出来た。
例えば名ランナー、スコット・ジュレクの哲学であったり、学術的な、走る機関としての人体の構造であったり、メキシコの食文化であったり、ウルトラマラソンで活躍をする、隠れた偉人達の存在であったり、体に負担のかからない走り方であったり、様々。
少し前のブログにも書いている、前足底着地の走り方は、今でも実行していて、もっと精度を上げるようにしている。馴れないとふくらはぎがパンパンに痛くなる走り方です。
今、ランニングのときはフェイユエというカンフーシューズを履いているが、先日思い切って裸足で走ってみた。
フェイユエも靴底が5ミリくらいなのでわりと裸足に近いと思っていたんだけど、裸足はやっぱり全然違う。下がアスファルトだし、中途半端な事は出来ない。きちんと前足底を使えていないと、踵から腰にまともに衝撃が来る。というか、来た。
人目もあるし、どこかから逃げ出してきた人みたいに思われるのも嫌なのでどこでも裸足で、という訳にはいかないが、これから出来るだけ裸足で走るようにしよう。
姿勢が良くなるし、足で体を操作している感覚が身に付く(気がする)。拳法に絶対良い影響が出るはずだ。