2011年5月1日日曜日

某拳法 本日の練習内容

架式
蹴り上げの移動稽古

正面を蹴る
1.膝、足首までまっすぐに伸ばす方法
脚を鞭のように、しなやかに蹴り上げる
膝から上げる
腰を返さない、軸足は踵をしっかり付けておく(浮かさない)
そのまま前に脚をおろし、逆脚を蹴り上げる

2.踵から蹴る方法
膝から上げる
踵から前に出し、そのまま蹴り込む
最初は低い位置を蹴ってもかまわない。正しいフォームにこだわる事。
突きの間合いから蹴りを放てるイメージ。膝をしっかり上げて蹴り込む事
1と同じく、腰を返さない、軸足は踵をしっかり付けておく(浮かさない)、
そのまま前に脚をおろし、逆脚を蹴り上げる

両方の蹴り方に共通する注意点
・軸足を返さない
・腰を返さない
・膝から上げる
・脚はしっかりと地面に付け、地面の力を利用する

・・・少林寺拳法と(おそらく、他の日本武道とも)全然違う!
これは、中国は靴を履く習慣があるかららしい。
移動も蹴りも、靴を履いている事が前提なのだ。
翻って日本の武道は、裸足(草履?)を前提としている。踵は使わないのだ。

圧腿
伸ばしたい脚を、台に乗せる
1.つま先を上に向ける。軸足のつま先を、伸ばしたい脚の方向に向ける
伸ばす脚と同じ側の掌を膝におく
反対側の掌を、伸ばしている脚のつま先に向けて伸ばす
まずは、腰から上がきちんと直立するように心掛ける
それが出来てから、上体を前に倒す

2.軸足のつま先を、横に向ける
伸ばす脚のつま先は、そのままの向き
体側を伸ばす要領で、上体を伸ばす脚側に倒す
両腕は、イヤミの「シェー!」の形

3.伸ばす脚のつま先を、足刀の要領で横に倒す
体側を伸ばす要領で、上体を伸ばす脚側に倒す
両腕は、イヤミの「シェー!」の形

4.軸足のつま先を、伸ばす脚と反対側に向ける
伸ばす脚のつま先を、足の甲が下に向くように(乗せている台に付くように)返す
バレリーナのように、上体を反らす
両腕は、上に伸ばす(肘を伸ばす必要は無いようだ)

5.少林寺拳法の足刀の要領で、ストレッチを行う
伸ばす脚の足先(足刀部)を壁に当てる
そのまま軸足に体重を完全に移し、重心を落とす(体を落とす)
両腕を軸足の膝に乗せ、上体を支える

七手
一通り、通す。

1起式
2螳螂双封手
3弓步反掌

までが前回の復習。今日は、

4右吞蹋步

を、解説して頂いた。
脚払いの技である。
3の反掌を受け止められた場合を想定している。
左手を、自分の右手の下に添え(掌は相手側を向いている)、滑らせて相手の受け手(手首)を捉える。このとき、小指から握り込むようにする。
同時に、右手は拳を握り腰に構える。
左足を相手側に寄せる。懐に入り込む感じで、体を落とす。
捉えた手を、自分の左腰に引き込みつつ、右掌を相手の肩に当て、自分のへそが向いている方向に手刀切りの要領で腕を伸ばす。
同時に、右足を弓歩の後ろ足の要領で伸ばし、脚払い。このとき、膝をしっかり伸ばしておく。膝が曲がると、相手が耐えてしまう。

4右吞蹋步の立ち方は伏虎式(脚払い)の形だが、後ろの脚は人が乗っても膝が折れないくらい、しっかりと力を入れて伸ばす。
腰をぐっと落とす。前の脚の膝においた棍が転がり落ちないくらい、太腿が地面と平行になるくらい腰を落とす。

圧腿と八大式で、徹底的に下半身を鍛え直そう。

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