2011年4月10日日曜日

台湾旅行 二日目 淡水


この日は、台湾ではお盆。
特別のお料理を、台湾人の芬々さんに披露してもらいました。
芬々さんは、ご主人が嫁の祖父の教え子だった縁で、家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっています。
某日系企業の副支社長まで勤め上げられた、ばりばりの元キャリアウーマンです。

調味料をいっさい使わない、各種野菜、錦糸卵、それと、奥のタッパーにもりもり入っているピーナツ粉(砂糖入り)、これらをクレープの皮でくるんで、恵方巻きの要領でガブッとかぶりつきます。
美味しいというか、身体には良さそうな料理です。・・・
肝心なのは、ピーナツ粉。多ければ多い程、美味しいみたい。
自分で作っていて、粉の盛りが足らないようだと、
「足りないよ!」と、たくさん入れるよう促されます。
ちょっと砂糖甘いのが、気になりますが。



食事の後、皆で淡水に行きました。
大きな川の河口で、雄大な景色を楽しむ所なんですが、人が集まれば市が立ち、その上楽しい事が大好きな台湾の人たちです。
皆さん完全に、景色よりも土産物屋目当ての人達がわんさか集まって来ています。
そして、その人達目当てのお店が増えて、毎日がこんな賑わいのようです。


名物は、黒く固く煮しめた、煮卵。
ウイキョウの香りが効いていて、醤油味。
ご飯のおかず、酒のつまみにぴったりと合います。
自分用に一袋、買ってきました。


景色も載せておかないと。
最近完成した、大きな橋です。
芬々さんのお兄さんは、昨年ここから散骨されたとのこと。
面識のあった僕らに、来てほしかったのでしょう。
心の中で手を合わせて、この場を後にしました。合掌。・・・



夜は、ホテルそばの夜市、寧夏路夜市に出没。
近所に住まれる、芬々さんのお兄さんの李さんに案内をしてもらいました。
古い、歴史のある夜市で、ヒゲのおじさん「ひげ張さん」がトレードマークのルーロウファン屋さんがあります。


店先で、オアジェン(牡蠣の卵とじ)を焼くおじさん。
僕の中の、ベスト台湾メシのひとつです。


この、かかっているタレが肝なんです。
お店独自の秘伝のようで、どこも味が違います。
共通しているのは、甘すぎず辛すぎず、味が深いということ。


鳥と大根のスープ。
散らしてあるのは、意外にもセロリ。


このお店のルーロウファン。
ルーロウファンとは、白飯に豚肉を煮込んだものを、煮汁と一緒にぶっかけたものです。
これも美味しいんですー。
そして、お店によって本当にいろんなルーロウファンがあります。
ここでは脂身が多めの切り身が載せられていましたが、もっとぐずぐずに、濃いめのタレで煮込んだ脂身だったり(ひげ張さんスタイル)、豚の皮のゼラチン部分が使ってあったりします。

一通り楽しんでお店を出たら、なにやら美味しそうな匂いが。・・・
李さんにわがままを言って、お店の正面の屋台に飛び込みました。
臭豆腐です。


マイベスト台湾メシNo.1です。
これ食べに、日本から来たようなものですから、ね。
味わいは、普通の揚げ豆腐。
日本と違うのは、甘酸っぱい、ピリ辛のタレがかかっている事。
あとはちょっと臭いくらいです。

この日は歩き回って、お腹も特別にすいていましたので、追加でルーロウファンもオーダー。

ここのルーロウファンは、ゼラチン部分を使っていますね。
やっぱりこの部位が入ると、味わいが濃厚になります。


店先にありました、ルーロウファンの元ネタです。
ああ、このままかぶりつきたい。・・・

チャキチャキと用意をしてくれた、お店のお姉さん。
お忙しそうでしたので、横から失礼しました。
好好吃!我會回來的!


翌日もこのお店にお邪魔して、同じものを食べました。
多分僕は、台湾で生きていけます(笑。

写真ギャラリーを、Googleウェブアルバムにて公開しています。
https://picasaweb.google.com/saexa01

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